鏡開き

2013年1月17日

1月13日(日) 薄曇

 恒例の七草行事を、ボーイスカウトやその関係者の方と共同で開きました。

万2 

万3

万葉苑奉仕のご婦人方の心の籠った七草粥と数々のお祝い料理と

ボーイの搗いたお餅で、賑やかなお祝いができました。

 万1

万4 

万5 

万7

万8

回を重ねて皆さんの要領もすっかり板について見事なものでした。  

万9

ミニ万葉講座は『こけ』 鴨足人の

「何時の間も神さびけるか香山の  鉾椙が本に薜生すまでに」(鴨足人)

正月に因んで

「新しき年の初めの初春の 今日降る雪のいや重け吉事」」(大伴家持)

など、万葉集に詠まれた新年壽歌10首を取り上げた。

                           (愛媛万葉苑:藤原)

北九州からのお客様

2012年10月16日
10月14日(日)

今日は「北九州万葉の会」(石垣恵子様他13名)の皆様が来苑された。

お客様1

お客様2

突然のご来訪だったが幸い奉仕日で、私がご案内した。

「クネンボウ」「アカネ」「ムラサキ」「コウヤボウキ」「アザサ」「タク」など

比較的珍しい植物を観察後「にぎたつ歌碑」を説明。

伊予の「にぎたつ」から博多の「なのつ」へ出港した故事に縁のある来客であった。

その後「軽太子・軽太郎女」の比翼塚見学の希望があり、ご案内した。

久しぶりの万葉ファンにお目にかかれて、楽しいひと時を過ごさせていただいた。

(藤原 茂 記)

 

慰霊碑の清掃

2012年10月16日

10月8日

万葉苑保存会では、今年度から少し手を広げて境内の慰霊碑(塔)の

清掃を始めることにした。

今日は、護国神社秋の例大祭を前に、山崎さんご夫婦にお願いした。

万葉苑1

万葉苑2

「新老人の会」愛媛支部・会報誌

2012年9月28日

日野原重明さんが代表を務められる「新老人の会」

(本部・東京 支部全国に40支部 会員12,000人)

愛媛支部が発行している会報誌『愛・かがやき』電子ブック版を

右のバナーからご覧いただけます。

2014年10月25日(金)には、松山市「ひめぎんホール」に於いて

全国大会『第7回ジャンボリー愛媛大会』が開かれます。

100歳を超え、ますますお元気に現役で活動される日野原先生のご講演

今から楽しみにしております。

「新老人の会・愛媛」 万葉苑を訪ねて

2011年9月3日

平成23年8月25日(水)  14:00~16:00

「新老人の会」愛媛支部の主催による

【 愛・輝きフォーラム <I・MAY>「万葉苑・にぎたつ碑探訪」】

フォーラムの講師は、県生涯学習講師の池田三男氏と

万葉苑保存会の藤原が担当した。

参加者25名はまず、護国神社に正式参拝をした後、

小川宮司の神社の近況などを交えたご挨拶を受け、

その後、池田権禰宜から境内の慰霊碑の説明と

池田三男氏からにぎたつ碑の説明を受け、

続いて万葉苑保存会の藤原が苑内を案内した。

にぎたつ1

 

にぎたつ2

 

にぎたつ3

 

にぎたつ4

 

にぎたつ5

 

にぎたつ6

 そのあと、西参列殿で両講師による講義が行なわれた。

池田講師は元県立高校の国語教師(元県立今治北高校長)の経験を活かされて、

にぎたつの碑の由来について詳しく興味深い講義をされていた。

特に「額田王」についてのお話が印象に残った。

今回は特別に、この碑文の拓本コピーをお配りした。

この碑の書体は元暦校本からうつしたもので識者からの関心が高いものである。

 

にぎたつ7

 

にぎたつ8

 藤原は、愛媛万葉苑の由来と、万葉集に詠まれた植物についての簡単な解説をしたあと、

「ムラサキ」とムラサキを詠んだ歌についての解説をした。

ムラサキは極めて繁殖が難しいが、

私が今年初めて繁殖に成功したものである。

このあと、「22烈士の碑」(所謂戦犯と言う名の犠牲者。すべて県人)について解説したが、

その内特に私の尊敬している徳本大佐と都子野大尉の遺書についてお話させて頂いた。

参加者も初めて知られた方も多く、関心を深められたようであった。

忘れられようとしている戦争犠牲者への関心の、

更なる広がりを期待したいものである。

私にとっても意義ある8月であった。  (藤原 茂)

にぎたつ9