1月2日(土)
明けましておめでとうございます
元旦に比べて今日は良いお天気です。
朝6時日課のウォークに出ると、昨日見られなかった満月に近い月が煌々と
冬空に輝いていた。今年は珍しく初日の出と満月を同時に拝める予定だったが、
雲が多くて残念でした。
いずれにしても今年もまたよろしくお願いいたします。
ところで今朝は、暮のミニ講座で話しかけた「乳出のいちょう」について補足します。
銀杏には「乳の木」という別名があります。これは古木になると幹や枝に賊に乳房(ちち)
と呼ばれる鍾乳石のような下垂物ができるからです。
また、種皮の汁液が乳状であることも理由の一つでしょう。
これができるのは雄株が多いようです。
県下で有名なのは、「内子町小田・西予市城川・新居浜市瑞応寺・大洲市金竜寺・
松野町蕨生」などのものが、県の天然記念物に指定されている。
苑の銀杏は樹齢不詳。樹高30m余、寝廻り3m余、目通り直径1mで見事な樹形を保っている
ところで、28日の日めくり万葉集の評者は聞き漏らしたと話しましたが、
後で作家の元海軍軍人の阿川弘之さんとわかりました。
なるほどと納得改めて感動しました。
銀杏の花言葉は「鎮魂・静寂・荘厳・長寿」とか。
護国の英霊が鎮座ましますこの深遠に、真に相応しい神木です。
また、お互いの心の拠り所としての「心木」として大切に
したいものです。(藤原 茂)