5月26日
新緑から濃い緑の季節に移り
苑内では【ショウブ】や【ナデシコ】のほかに
【ムラサキ】や、絶滅種の【アササ】も、なんとか花を付けています。
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5月26日(曇り)
今日は、新学期始まって最初の松山北高校の清掃奉仕の日。
2年1組(43名)は、松田先と向井先生の引率で
万葉苑の清掃作業を。
2年2組(37名)は、玉田先生と河上先生の引率で
松山北高校先輩の、戦災殉職慰霊碑周辺の清掃作業。
時間は15:45~16:15までの僅かな時間でしたが
能率よく作業が進み、お陰で見違えるほど綺麗になりました。
ありがとうございました。
句碑、歌碑についての調査課題を持っている生徒を中心に
【にぎたつの碑】と、慰霊碑について
万葉苑保存会の武田公一さんと私とで解説しましたが、
【にぎたつの碑】についても、ほとんど知らなかったのには驚きました。
地域の歴史についても、大いに学んで欲しいものです。
(藤原 茂)
5月5日(水)晴「こどもの日」
まさしく【五月晴れ】のこの日
新緑に包まれた愛媛県護国神社において
恒例の「第44回愛媛万葉祭り」を開催した。
午後1時から護国神社拝殿で小川宮司が齋主となって祭典神事挙行。
奉納:献吟「額田王」清吟堂吟友会、舞は紫雲館吾妻流。
続いて杖術「神道夢想流」を愛媛県杖の会。
「 にぎたつの碑」も滴るような新緑に包まれていた。
訪れる人は稀だが、静寂の中に凛とした風情を醸していた。
続いて、会場を西参列殿に移して「万葉祭行事」が行われた。
初めに、土居俊夫愛媛万葉苑保存会長の挨拶。
その後、森高県議など来賓の挨拶をいただいた。
講演は「朝鮮半島と松山」と題して
岡田中学校大津寄章三教諭が
戦前、朝鮮で聖者と呼ばれた「重松髜修さん」について話された。
そのあと祝宴に入り、和やかな中にも
最近の政局について辛辣な意見交換なども行われていた。
連休中にもかかわらずご参加いただいた皆さんと
会の準備にご奉仕いただいた皆さんに
心から御礼申し上げます。(藤原 茂)
4月11日(日)晴
今日は漸く春らしい陽射しだが、相変わらずの不順なこの頃。
恒例の奉仕日だが人数は少し淋しい。
久しぶりに藤森さんが参加され、「おもひぐさ(なんばんきせる)」
の種蒔きをしてくださった。「おもひぐさ」はススキ、ミョウガ、
サトウキビなどの根に寄生する1年生の寄生植物。
毎年、藤森さんの種蒔きのお陰で観賞できます。
今年も初秋頃の開花を楽しみにしております。
有難うございました。
早くから開花宣言のあった桜も、その後の寒さで長持ちをしておりました。
苑内では、「からたち」の花が満開でした。
「からたち」の花
今日のミニ講座は「かはやなぎ(ねこやなぎ)」
山の際に雪は降りつつしかすがに
この川楊は萌えにけるかも
作者不詳(巻10~1848)。
待ちに待った春が、やっとそこまでやってきたのだなという感じが滲んでいる。
幼い頃、まだ雪深い小川の畔に、白銀色の「ねこやなぎ」の芽が、
時に氷柱をつけて、早春の朝陽に光り輝いていた美しさと
春を迎えた喜びの感動は、今でも忘れられない思い出である。
3月17日(水)晴時々曇り
今年から始まった県立松山北高等学校の2年生主体の
「地域に貢献する交流体験(清掃活動)」の一環として
「万葉苑と先輩の慰霊碑」の清掃活動。
今日は、その最後の行事になりました。
清掃だけでなく、倒木の運搬や生垣の剪定にも挑戦。
日頃仕慣れない作業を経験されました。
愈々三年生に進級。高校時代の仕上げに入ります。
ささやかながら社会奉仕の体験もされました。
これから心機一転、目標に向かって頑張ってください。
万葉苑から応援しております。
苑内にはいつの間にかいろいろな春の花が咲き誇り
皆さんの前途を祝福しています。
今日は、2-4組杉野先生引率の37人と
2-5組井手先生・渡辺先生引率の37人でした。
ありがとうございました。