11月10日 万葉苑だより

2024年11月11日

令和6年11月10日

 今日は好天に恵まれ、爽やかな秋の好日と言いたいところですが、午後から夜にかけて下り坂とか。白石さんから早めに進めましょうとのこと。今日はまた竹松さんを初め自衛隊のOBさんが参加され総勢17名と賑やかでした。

 今日の萬葉集は「つるばみ(くぬぎ)」でした。

 「橡の衣は人皆事無しと 言ひし時より着欲しく思ほゆ」(作者不詳)

つまりクヌギいわゆるドングリの歌です。「ドングリ」は従来クヌギの種子のことでしたが、今はカシワ・ナラ・コナラ・カシ・シイ・ミズナラ・シラカシ等広く使われています。今年は異常気象のせいで総べての作物が不作だったようです。
今日の歌は結構意味の深い歌のようですが、私には少々わかりにくい歌でした。

今日の奉仕者は、山之内保行、浜口啓子、石水吉一、石水初子、重松美千代、竹松慎一、島瀬克也、山内武志、武智勇司、村上孝?、渡辺 等、酒井恭子、片伯部考負思、宮内硬直、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)