9月11日 万葉苑だより

2022年9月11日

令和4年9月11日

 昨夜は思いがけない降雨で今日の天気を心配していましたが、お蔭で朝から良い秋日和。
昨夜の雨のせいか参加者は珍しく11名と小人数でした。小人数ながらそれぞれ何時もの要領で苑はきれいに清掃されました。

 白石さん、小倉さん、河本さんは池の大掃除をされていましたが、かなりの緋ブナか緋鯉の幼魚が放流されており、これは神社前の小川に放流されました。ここに居ついて大きくなってくれると賑やかになろうかと期待しております、

 今日はまた、御幸寺から要望された苑内の大木の枝切りについて、額田宮司と現地で協議。その結果一先ず四国電力に伐採を依頼し、その結果を見て再度協議することとなりました。

今日のミニ講座は「ふじばかま」。一昨年は苑内の「フジバカマ」飛来した「アサギマダラ」今年は飛来してほしいですね。

 「萩の花尾花葛花瞿麦の花 女郎花また藤袴朝貌の花」

  山上憶良(巻8~1538)

井上正広、山之内保行、河本真孝、大西健二郎、宮内紘直、安永教一、山之内保行、小倉瑠璃子、白石豊、藤原茂。

(藤原)

11月14日 万葉苑だより

2021年11月14日

令和3年11月14日

 今日は曇り空で少々寒く冬近しの感。万葉苑奉仕日ですが七五三のお祝で護国神社は賑やかで結構な様子。
奉仕の方は何時も通り20名ほどの参加で真にありがたいことです。

 今日のミニ講座は「フジバカマ」。言わずと知れた秋の七草ですが、本物のフジバカマは県内には見当たらないとのこと(八木先生談)。
苑内には「フジバカマ」と「サワヒヨドリ」がありますが、園芸種を買ってきたものです。これに「アサギマダラ」が寄ってきます。

今年は見ませんでしたがこの便りの写真は昨年万葉苑に訪れたものです。

幸い私宅の「フジバカマ」にはやってきましたが写真は撮れませんでした。
今朝のテレビで日本アルプスでの「アサギマダラ」こんな可愛い蝶々が北海道や沖縄を行き来するというのでびっくりです。

 今日は私が「シベリア抑留者遺族会」の講演会出席のため途中で失礼しました。

コロナ禍も漸く収束するような兆候が見え始めました。1日も早く常態化することを祈りながらお別れしました。

藤原

10月30日 万葉苑だより

2021年11月1日

令和3年10月30日

 今日は快晴で絶好の秋日和。県立松山北高山内陽子教諭の引率で、北高家庭クラブ員195名の万葉苑奉仕を受けました。14:30頃から凡そ2時間万葉苑と慰霊碑周辺の清掃をしていただきました。さすがに若い人たちの奉仕で苑内は見違えるように綺麗になりました。
殊に苑内の中心にある五葉松の枯葉の除去に、数人の生徒が関わっていただき見違えるほどきれいになりました。こういう作業は高齢者には苦手で大変助かりました。

 作業の始めに護国神社の水地権禰宜さんから、神社や慰霊碑について説明があり、私からもお礼の言葉と山頭火の句碑・フジバカマとアサギマダラの話をしました。

 さきころ山頭火顕彰会により、苑内に自由律俳句の先覚者二人の合同句碑が建ちました。

 「へうへうと人ら通り過ぎゆけり風の中  朱鱗洞」
 「蝉しぐれ英霊しみじみここに居たまふ  山頭火」

今日は私の不注意で残念ながら写真がありません。

藤原