令和4年8月5日
連日猛暑が続いておりましたが今日は珍しく朝から曇り。
今日は松山北高の生徒さんたちが、戦時下今治の軍需工場で勤労動員中空襲に遭い22名が戦災死されましたが、楚の慰霊を兼ねて護国神社と万葉苑の清掃奉仕の日です。少しは涼しいかと安堵しました。
奉仕は友澤校長先生と武井教頭先生の引率で、1、2年生の有志143名が参加されました。
同時に戦災死された3名の学友の代表も参加され、懇ろな挨拶が交わされ誠に麗しい光景でした。人数が多いので箒など道具が足りない生徒は、軍手での草引き作業になりました。
約1時間ほどの作業でしたが、お蔭さまで見違えるほど綺麗になりました。中でも3名の男子生徒には五葉松の剪定を依頼しましたが大成功でした。
苑内にある「楷の木」(通称学問の木)について小倉さんからそのいわれを聞いた生徒たちは葉を頂いて帰りました。昔中国の清の時代、難関だった科挙の試験に受かるように願った「合格祈願木」でした。受験生のご多幸を祈っております。
校長先生を初め生徒の皆さん本当に有難うございました。
(藤原)