10月8日 万葉苑だより

2023年10月8日

令和5年10月8日

 今日は三宅後援会の護国神社参拝の日だったが、三宅県議は大阪出張で不在の為奥さまの代理参拝となった。
今日の天気予報はお昼頃から雨の予報、そんなせいか参加者は意外に少なかった。午前中は時折小雨ぐらいで作業にはほとんど影響なし。予定通り10時から正式参拝をした。

 今日の万葉講座は「やまたちばな(やぶこうじ)」。歌は大伴家持の

 「この雪の消残るときにいざ行かな 山橘の実の照るも見む」

でした。
山橘は冬の課題したが、先月で終わったNHKの朝ドラ「らんまん」の中で、万太郎が徳永教授に辞表を出して帰ろうとすると、教授がこの歌の上の句を口ずさむ。すると万太郎がそれを受けて下の句を口ずさむ。中々の名場面でしたので今回取り上げました。やぶこうじと雪の取り合わせは絶妙です。カラー写真を準備しておきました。(希望者には次回お配りします)

今日の奉仕者は、竹松慎一、奥忠 夫、井上雄介、重松美千代、浜口啓子、弓場 嚴、宮内紘直,東方林督、三浦杏奈、三浦 蒼、三浦 静、河本真孝、白石 豊、藤原 茂でした。

藤原

9月10日 万葉苑だより

2023年9月10日

令和5年9月10日

 今日の天気予報は午後から下り坂で夜は雨の予想。ところが朝のうちはそんな気配も見えず天気良好。その上隊友会(自衛隊OB会)の有志の方の応援を頂きました。
従来のメンバーに比べるとかなり若手のメンバーで大いに力強く感じました。瀬川前会長さんには毎回ご奉仕いただき感謝していましたが、惜しくも急逝されて残念に思っていただけに、有難いことで心から感謝しております。
これまでから参加されていた竹松さんのご配慮にも感謝しております。今後ともよろしくお願いします。

 今日の万葉講座は「かほばな(ひるがお)」。 歌は大伴家持の

 「高円の野辺のかほばな面影に 見えつつ妹は忘れかねつも」

でした。家持が従妹の坂上大嬢に送った歌です。後で妻にした妹です。
今の感覚では「ひるがお」にそれほどの思いを託すのかと不思議です。

 ところで今日の写真は上甲さんの写真です。久しぶりの栃の実も懐かしかったです。

今日の奉仕者は、渡辺 等、本田恵介、猪川菊夫、片伯部考思、井上雄介、竹松慎一、大西健二郎、山之内保行、辻原 實、重松美千代、上甲和由、浜口啓子、弓場 嚴、宮内紘直,丹原克則、中矢 均、小倉ルリ子、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

藤原

7月9日 万葉苑だより

2023年7月12日

令和5年7月9日

 珍しく今日は夜半から相当の降雨で心配していたら、白石さんから電話で「見合わせたい。今から苑内の水路の点検に行く」とのこと。ご苦労さんですが宜しくとお願いしました。

 今日のミニ講座は家持の

 「春の苑紅にほふ桃の花 下照る道に出で立つ娘子」

です。故郷丹後の亡妻の里は桃の産地。妻の実家の美味しかった白桃の想い出など共に、忘れ難い一首です。
このミニ講座の資料は8月の奉仕日に配布します。

藤原

6月12日 万葉苑だより

2022年6月13日

令和4年6月12日

 昨日は終日小雨。明日からも雨模様の中の快晴に恵まれました。参加メンバーは22名いつも有難うございました。苑は一面滴るような新緑に恵まれ、快適そのもの清々しい気分が満ち溢れていました。
苑内の清掃もさりながら、今日は宮内さんが率先して中央広場に真砂土を撒いてきれいに整地されました。
また藤棚のフジがかなり徒長しておりましたが、木野本さんの剪定で綺麗になりました。

 今日のミニ講座は家持の歌

 「霍公鳥待てど来鳴かず菖蒲草 玉に貫く日を未だ遠みか」

と、あやめぐさ(しょうぶ)を解説しました。
昔から「何れがアヤメかカキツバタ」と言われるように両者の判別はちょっと難儀です。今日は見分けるコツを伝授しました。

 ところで今朝も苑内にみみずくが2羽と3羽の5羽がお出ましで、上甲さんが上手く撮っておられました。先月の野兎と言い珍しいお客さんは大歓迎です。

なお、今日の参加者は以下の22名でした。

 河本真孝、竹松慎一、越野光男、木野本忠志、弓場巌、山之内保行、上甲厚志、上甲和由、石水吉一、辻原 実、井上昌彦、重松美千代、石水初子、辻内秀明、浜口啓子、宮内紘直、村上英子、中矢 均、竹内 語、小倉ルリ子、白石 豊、藤原 茂