2月9日 万葉苑だより

2025年2月12日

令和7年2月9日

 今日は結構寒かったが時折陽が出てまずまずの好天気。恒例の愛媛マラソンの日で市内の交通も規制だらけ、そんなせいか万葉苑の奉仕者も9名と少なかった。いつもの参加者のうち安永さんもマラソンに参加されました。ご健闘を祈っていました。特にご婦人は浜口さんお一人でいろいろご苦労様でした。お蔭様で助かりました。

 苑の作業は枯れた木や徒長した木などを宮内さんや河本さんが整理されて綺麗になりました。また、名木の「昇竜の松」は白石さんの友人に依頼して綺麗に剪定していただきました。
厳寒が続きましたが、さすが立春も過ぎ梅の蕾が膨らみ、寒梅などは花が咲いておりました。なお、今日も写真は上甲さんでした。

 

 今日のミニ講座は榊で、歌は大伴坂上郎女の

 「ひさかたの天の原より生れ来る神の命 奥山の賢木の枝に白香付け
  木綿取り付けて斎瓮を 斎ひ掘り据ゑ竹玉を 繁に貫き垂れ獣じもの
  膝折り伏してたわや女の 襲取り懸けかくだにも
  我れは祈ひなむ君に逢はじかも」

でした。

 恒例の万葉祭が近づきましたが、昨年万葉祭の準備をしていただいた木野本さんが体調を崩されたので、弓場さんにお願いすることにしました。
なお、杖術、舞踊、詩吟等は万葉祭総括の白石さんにお願いしております。講演会講師については予定者の都合が悪く他に検討中です。

今日の参加者は、上甲和由、弓場 巌、山之内保行、浜口啓子、石水吉一、宮内紘直、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)