12月10日 万葉苑だより

2023年12月10日

令和5年12月10日

 今日は最高の秋日和、とても歳末とは思えない好天気でした。年の暮れを控えてお忙しい中17名の奉仕をうけました。中には最近福岡から移住された丸山幹人さんが新しく加入されました。まだ独身の若い方で大いに期待しております。
 御幸寺山や苑の紅葉が少し時期遅れながら見事でした。その紅葉もかなり散り始め苑内の掃除も大変でした。竹松さんや大西さんの落ち葉掃除、上甲さん父子の万葉池の大掃除など皆さんで大変でした。休憩の際丹原さん栽培の紅マドンナのご馳走になりましたが果試28号との違いなど話題になりました。
 今日はまた宮内さんが調査された苑内の万葉植物の報告があり、150種の内100余種が現存しているとのこと。全国にある万葉苑では最高のレベルですが、何とかもう少し増やしたいものです。
さらに、小倉さんから提案のあった楷の木(学問の木・孔木)の葉のラミネートが神社で試作され回覧しました。学業成就・入試などに効験のあることを願っています。

 今日のミニ講義は「こけ」。歌は鴨足人の

 「いつの間も神さびけるか香山の鉾杉が本に薜生すまでに」

でしたが、今年の干天続きで苑内の苔は見当たりませんでした。

なお、正月準備のため12月29日(金)の奉仕をお願いします。また、1月の奉仕(七草粥)は7日(第一日曜日)にお願いします。

今日の奉仕者は 丸山幹人、石水吉一、上甲厚志、上甲和由、辻原 實、竹松慎一、大西健二郎、山之内保行、木野本忠志、重松美千代、浜口啓子、宮内紘直、丹原克則、小倉ルリ子、河本真孝、白石 豊、藤原 茂でした。

(藤原 茂)