9月10日 万葉苑だより

2023年9月10日

令和5年9月10日

 今日の天気予報は午後から下り坂で夜は雨の予想。ところが朝のうちはそんな気配も見えず天気良好。その上隊友会(自衛隊OB会)の有志の方の応援を頂きました。
従来のメンバーに比べるとかなり若手のメンバーで大いに力強く感じました。瀬川前会長さんには毎回ご奉仕いただき感謝していましたが、惜しくも急逝されて残念に思っていただけに、有難いことで心から感謝しております。
これまでから参加されていた竹松さんのご配慮にも感謝しております。今後ともよろしくお願いします。

 今日の万葉講座は「かほばな(ひるがお)」。 歌は大伴家持の

 「高円の野辺のかほばな面影に 見えつつ妹は忘れかねつも」

でした。家持が従妹の坂上大嬢に送った歌です。後で妻にした妹です。
今の感覚では「ひるがお」にそれほどの思いを託すのかと不思議です。

 ところで今日の写真は上甲さんの写真です。久しぶりの栃の実も懐かしかったです。

今日の奉仕者は、渡辺 等、本田恵介、猪川菊夫、片伯部考思、井上雄介、竹松慎一、大西健二郎、山之内保行、辻原 實、重松美千代、上甲和由、浜口啓子、弓場 嚴、宮内紘直,丹原克則、中矢 均、小倉ルリ子、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

藤原

12月29日 万葉苑だより

2022年12月29日

令和4年12月29日(木)

 今日は好天に恵まれ、歳末にも関わらず20名の参加を得て苑内はきれいに掃除され良い新年を迎えられます。今日こんなに多くの参加を得たのは、隊友会の皆さんと、三宅事務所のご協力のお陰です。参加の皆さんに厚くお礼申し上げます。
ところで当初の計画では28日を予定しておりましたが、年末の為他用と重複が多く急に変更し連絡も取れなかったようです。悪しからずご容赦を願います。

 10時から保存会と三宅事務所の合同で神社の正式参拝を行い、世界の平和とコロナ禍の退散・会員一同の平安を祈念し、今日のミニ講座は休講になりました。

また河本さん力作の俳句・短歌の投歌句箱と掲示板が出来ました。多くの利用者をお待ちしております。今日も宮内さんから沢山の橙の差し入れがありました。深謝。

 新年の奉仕日は1月8日(第一日曜日)です。恒例により七草粥とボーイスカウトの餅つきの共催です。それでは皆様お揃いで良い新年をお迎えください。

山之内保行、安永教一、宮内紘直、猪川菊夫、片伯部孝思、伊賀上勲、中矢均、大西健二郎、竹松慎一、石水吉一、重松美千代、三宅浩正、三宅美香、酒井恭子、石水初子、丹原克則、小倉ルリ子、河本真孝、白石豊、藤原茂

なお弓場巌・小倉ルリ子・河本真孝・白石豊さんは昨28日も参加されていました。

(藤原)

8月14日 万葉苑だより

2022年8月14日

令和4年8月14日

 立秋が過ぎたというのに猛暑が続き、コロナ禍も更に蔓延と大変なお盆です。
今日は8時から10時まで自衛隊隊友会の前会長瀬川紘一郎さんのお別れ会が、隊友会多数の有志で開かれました。瀬川さんは愛光高校から防衛大学1期生として、各方面で活躍されましたが、海将補として定年退職されました。万葉苑には7~8年前から参加されていましたが、温厚な人柄で自衛隊の高官だったとは思えないような方で、奉仕の皆さんと穏やかに付き合っておられたことが印象に残っております。
 今や、内外混とんとした時代を迎え、瀬川さんのような人物が嘱望される時期です。惜しい人を亡くしたと参加者一同心からのご冥福をお祈りしました。

 10時からの万葉苑奉仕は、お盆の最中にも関わらず20名の参加を得ました心からお礼申し上げます。

今日のミニ講座は「はまゆう(浜おもと)」。以前は南予には至る所にありましたが、最近はめっきり少なくなりました。松山総合公園にも沢山ありましたが今はありません。

 「み熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へど直に逢はぬかも」

 柿本人麻呂

なお、今日の参加者は以下の20名でした。ご苦労さまでした。

河本真孝、木野本忠志、丹原克則、弓場巌、山之内保行、上甲厚志、石水初子、重松美千代、浜口啓子、宮内紘直、三宅浩正、三宅美香、三浦夏南、三浦美恵、安永教一、森富義則、小倉瑠璃子、白石豊、藤原茂。

1月9日 万葉苑だより

2022年1月9日

令和4年1月9日

 明けましておめでとうございます。
新春早々の奉仕25名のご参加有難うございました。

 沈静化の様子を見せていたコロナが、暮れからまたまた猛威の兆候を見せ、予定していたボーイスカウト恒例の餅つきは中止、万葉苑の七草粥と神社の正式参拝のみとなりました。

今日は何時もの隊友会の会員の他に、一草庵の関係者が山頭火の句碑周りの除草を兼ねて参加いただきました。

 コロナ対策のため、正式参拝の後早めの七草粥とミニ講座「うめ」の資料はお配りして早々に解散しました。暮れから「松・竹・梅」と揃いました。

 「春さればまづ咲く宿の梅の花 ひとり見つつや春日暮さむ」

   山上憶良(巻5~818)

 境内には神社の参拝客に交じって和服姿の奉賛茶会献茶祭の方々で賑わっておりました。幸いに好天気に恵まれ新しい年を寿ぐような、気持ち良い奉仕日になりました。

今日も丹原さんから愛宕柿、宮内さんから岡ワカメの差し入れがありました。

藤原

9月12日 万葉苑だより

2021年9月12日

令和3年9月12日

 今日は薄曇り、台風の影響か蒸し暑かった。それでも熱心な有志の方々が20名ほど参加頂きました。苑内も小規模ながら漸次纏まってきました。

 今日は珍しいお客様が見えました。上甲さんが苑内で撮った「アオバズク」の写真を披露されてびっくり。これまでも小倉さんから聞いていましたが、写真で目にかかったのは初めてでした。
「アオバズク」は市街地に生息する「フクロウ」。名前の由来は「青葉の季節に亘ってくるミミズク」から。

 珍客と言えば塩崎彰久さんが三宅県議さんと一緒に万葉苑の奉仕に参加された。私は彰久氏の祖父の潤先生以来、お世話になってきた関係でひとしお灌漑深かった。今日も隊友会の新顔も見えて21名。本当にご苦労さんです。

 愛媛県は新型コロナの蔓延防止党緊急措置が予定通り今日まで続いているのでお弁当は持ち帰りにして、万葉ミニ講座(はぎ)だけで解散。

ところが午後額田宮司から電話で「秋川啓人会長逝去」の報せが入りびっくり仰天。先だって秋川会長と電話で話したばかり」予想もできない訃報に愕然のてい。今はただ「在天の霊よ安らかなれ」と祈るのみ。

藤原